冒頭の画像は、こないだの「串刺しワンダーウーマン」の部分拡大。
今回は、ロッポブ(…勝手にそう呼んでるんだけど、六角大王Superで造形してPOV-Rayでレンダリングすること)やってる者としての覚書。
関係ない人には何のことやらサッパリだろうし、逆に、私よりもベテランの人にとっては
「そんなこと言われなくとも、とっくにやってる」
と思われそうだけど。
もし目に留めてくれた誰かの役に立てば光栄。
六角からPOVに書き出したデータでは、テクスチャ設定が
「その色を使った箇所」
の分だけ出来てしまう。
たとえば人物を2~3人配置しだ場面では、同じ肌色を使ってても
「人物Aの顔のテクスチャ」
「人物Bの手のテクスチャ」
「人物Cの太もものテクスチャ」
って具合に。
こっちの記事でも書いたように、つやつや具合とか調節するためPOVデータの中身をいじりたいときもあるんだけど、複数のテクスチャ設定を一つ一つ直していくのはメンドクサイ。
自分なりに解決策を見つけてはみたんだけど、それでもややメンドクサイことになってた。
(その解決策ってのは、もう使うこともないと思うんで割愛)
某巨大掲示板の関連スレを覗いてたら、どうも同じ悩みを抱えてる人は他にいたらしい。
そこへ、他の参加者から
「Speeeeedみたいな文字列置換ソフトを使うと、やりやすいよ」
というアドバイスがあった。
で、Speeeeedってなに?と、検索して見つけ出し、導入したわけですよ。
使ってみて最初にぶち当たった壁は、
「二行以上にわたる文字列を置換したい場合は、どうするの?」
ということだった。
が、ヘルプをよく読み返すうち
「改行は\nで指定できる」
「\nという文字列自体を指定したいときは、\\nと表記する」
という仕様を利用すればいいらしいことが判った。
Speeeeedだけではなく、Windows付属のメモ帳を併用するんだけど。
たとえばテクスチャ設定で
texture{
pigment{
color rgb <0.2588,0.2588,0.2588>
}
finish{
diffuse 0.7840
reflection 0.2700
ambient 0.5000
}
}
という部分があったとする。
ここをそっくりコピーしてメモ帳にペースト。
「○○のテクスチャ・変更前.txt」とかなんとか名前をつけて保存。
これを、たとえば
texture{
pigment{
color rgb <0.2588,0.2588,0.2588>
}
finish{
diffuse 0.7840
specular 0.8
roughness 0.05
ambient 0.5000
}
}
などと修正。
(赤い部分が手を加えたとこ。つやつや加減の調整)
で、「○○のテクスチャ・変更後.txt」とか名前をつけて保存。
それらのtxtファイルにSpeeeeedで
「\n を \\n に置き換える」
という処理をしてやると
texture{\n pigment{\n color rgb <0.2588,0.2588,0.2588>\n }\n finish{\n diffuse 0.7840\n reflection 0.2700\n ambient 0.5000\n }\n }
みたいに、改行がまったく無くなり、代わりに改行があった位置に \n が挿入された文書になる。
改行がまったく無い文字列であれば、「すべて選択→コピー」することで、Speeeeedの「検索文字列」「置換文字列」の欄に放り込めるようになる。
それを登録しておいて、こんどはPOV-Rayファイルの中身を書き換えるのに使うわけ。
(ちなみにSpeeeeedは初期設定ではPOVファイルは扱わないようになってるので、最初にいっぺん設定をいじってやらなくちゃならない。一度いじれば後は憶えててくれる)
Speeeeedってソフトのスグレモノなとこは、「この文字列は、こう置き換える」という設定、何種類かをワンセットにして登録しておき、いっきに置き換えてくれること。
冒頭のワンダーウーマンの場合、「肌は、こう」「コスチュームの赤い部分は、こう」「金色の部分は、こう」というのを全部ひっくるめて「ワンダーウーマン.lst」とかいう形で登録しておけば、同じモデルをポーズ換えした別にシーンに使いまわせる。
これはすごく便利。
これまで、同じモデルを流用したようなシーンでも、そのつど手作業でテクスチャ設定を書き換えてたもんだから。
もうすぐ発売になる最新版六角superは、それ自体がレンダリング機能を持つようになるということで、ロッポブの需要は減るかもしんない。
が、個人的には、normal設定をいじくるとかPOVならではの機能も使い続けたいんで、当分はSpeeeeedとメモ帳のお世話になると思う。
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