« 裸婦像のある喫茶店 | トップページ | バナナ牛丼のこととか »

ウルトラマン小泉のこととか

 こういうのは聞いた当日に書くのがベストだと思うんだけど、ついモタモタしてて。
 このところのニュースで聞いた話で、思い浮かんだことを、つらつらと。


 こんど公開されるという新作ウルトラマン映画で、ウルトラマンキングの声を担当するのが、政界を退いた小泉純一郎・元首相だという件。

 はっきり言って、第一印象は、
「なんで今ごろ」
 というもの。
 テレビの情報バラエティ番組などでは
「小泉・竹中コンビの『改革』って、日本をよりいっそう悪くしただけなんじゃ」
 なんて声も聞かれるし、小泉さんとケンカして飛び出した亀井さんが、今じゃ与党側にいたりもするし。

 ニュース番組の中で断片的に紹介された映像も見たのだけど、あれ、リハーサルなのか本番なのか。
 本番だとすると、
「やっちまったなぁ~」
 という感じはする。
 ロナルド・レーガンさんみたく元々俳優を目指した人だったりしたら、また違ってたんだろうけど。

 それがまた、
「ウルトラマンキングが主人公たちにアドバイスを与える」
 くらいのシーンならまだいいんだけど、どうもセリフを聞いたかぎり、ラスボスに制裁が加えられるヤマ場的な場面っぽい。

 この“ざんねん感”は、お台場ガンダムが東京オリンピック誘致に借り出され、けっきょく東京が落ちたときのものに似てる気がする。
 いや、よく考えてみると、あっちは
「誘致委員会がガンダムの『ご威光』を借りようとした」
 わけだから、今回とは立場が逆のようみたいだけど。
 共通して言えるのは
「昔から好きだった人間としては、余計なものは加えてほしくない」
 ということ。


 チンパンジーは、自分に見返りがなくっても、仲間を助けるような行動をとる……ということが実験で確認されたという件。

 二つの小部屋を並べる。
 一方には
「道具さえあればジュースが飲める」
 状態のチンパンジー。
 もう一方には
「道具はあるんだが、ジュースはない」
 状態のチンパンジー。
 二つの部屋の間には、道具を受け渡しできる程度の大きさの窓が開いている。
 すると、ジュース側のチンパンが
「おい、それ取ってくれい」
 みたいな仕草をし、それに応えて道具側が
「ほらよ」
 と渡してやるんだという。
 自分自身はジュースを飲めないにもかかわらず。

 この話を聞いて最初に思いついたのは、関口宏さんあたりがなんか言いそうだなぁ、ということ。
「チンパンジーさえが持っている『なにか』を、私たち現代人は失ってしまったのではないでしょうか」
 とか。

 自分はわりと無頓着な人間なんだけど、たしかに
「人が何か求めているのに、それに応えてあげられない自分がいると、なにか居心地の悪さを感じる」
 という感覚はある。
 それがうんと強い人は、ボランティア活動とかに走るんだろう。

 素人考えなんだけど、これは生物としての自衛本能じゃないかしらん。
 よっぽど「自分」が不利になるようなことじゃないかぎり、「自分」が何かすることで「仲間」が恩恵を得る。
 そういう行動をみんながとれば「群れ」は良い状態が保たれるし、「群れ」が良い状態なのは「自分」にとっても良いことだ。

 一方で
「まず『個人』の幸福が優先されるべき。すべての『個人』が幸せあれば『社会』は自然とよくなる」
 って考え方もあるけど、これが高じると、いわゆるモンスターペアレントみたいなのが出てくる。
 これは意外と自然に反する考え方なのかもしんない。


 エコカーの低速モードが静か過ぎて、視覚障害者の人たちから
「すぐ近くまで車が近寄ってきてても、気がつかなくって危ない」
 とクレームが寄せられている件。

 ずいぶん前にも聞いたことがあるんだけど、いよいよ政府がこの問題について腰を上げたという知らせ、先日聞いた。
「スピーカーから意図的にエンジン音を流し、車が走っていることを周囲に知らせる」
 という機能を義務付けようということらしい。

 意図的に音を出すなら、リアルなエンジン音じゃなくてもいいんじゃないかしらん。
 よくSF映画に出てくる未来の車みたいな
「ウイィィィィィン」
 とかいう音でも。

 音にも商標権がある、って話、某ラジオ番組で聞いたことがある。
 インテルのCMで流れる音がそうだって言ってた。
 そういうものだとすると、ニンテンドーDSが起動するときの音とかも、商標権が登録されてそうな気がする。いや、よく確かめたわけじゃないけど。

 私は車のことはよく判らないんだけど、車種ごとにエンジン音には個性があるもんじゃないのかしらん。
 音に商標権があるなら、往年の名車のエンジン音を登録しておいて、ダウンロード販売するってのはどうだろう。
 で、エコカーに搭載された「擬似エンジン音発生装置」みたいなものにインストールすると。
 携帯電話の着メロみたいなもので、一つのコンテンツ産業になりそうな気がする。

 ただ、あまり行き過ぎると、妙に凝った擬似エンジン音が街にあふれて、
「車の音なのか何なのか判らなくって、かえって危ない」
 って視覚障害者の人から言われるかもしんない。


 このところのニュースを聞いてると
「ハブ空港」
 という言葉、今年の流行語大賞にノミネートされそうな気がする。
 大賞は無理かもしれないけど。

 大賞はなんだろうと考えたんだけど、傾向として
「なにがしかで政治にからんだ言葉」
「なにがしかで人に元気を与える言葉」
 が重視されるっぽいから、
「Yes! we can!」
 は本命だろう。
 でもまさかオバマさん本人を授賞式に呼ぶのは無理だろうから、またノッチの出番になるのかなぁ。

|

« 裸婦像のある喫茶店 | トップページ | バナナ牛丼のこととか »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ウルトラマンキングの件は、たしか息子が
出てるので、そのつながりで出演だった気が。
実はあんまり印象に無いんですよね>ウルトラマンキング
レオに出てきて、ハンマー振ってただけってカンジでw

なのでまぁ話題づくりとしてはアリなのかな、と思ったり。
テレビじゃなく、劇場版は映画館に人を呼んでナンボの
世界でもありますし。

ここら辺の事情って、ドラえもんやポケモンの映画とかでも同じで、
毎回ゲストとして色んな芸能人が声優に挑戦とかやってるんですよね。
制作費なんかを考えると芸能人にギャラ払うより、新人の声優に
ギャラ払った方が安く済むはずなのにそうしないのは、やはり
知名度を持った人の集客効果に期待してる部分が大きいですから。

まぁ小泉さんに集客効果があるかどうかは別けどね。
子供が分かるはずも無いし (;´ー`)y-~
ただ、政治的手腕はともかくとして、人気はあるんですよね>小泉さん
チルドレンに逆風が吹く中、実の息子は当選しちゃうしw

投稿: S.NODDY | 2009年10月17日 (土) 05時40分

エンジン音を売るっていいね いただきです

なんでも金儲けのネタになるもんです

投稿: cantama | 2009年10月17日 (土) 11時50分

>S.NODDYさん
映画館や配給会社の都合を考えると、「作品」というより「ひとつのイベント」と捉えなきゃいけないのも判るんですけどねぇ。
「ご威光」を借りて話題性を狙うなら、もっと他に人物もいそうな気がして。

いまの政界のゴタゴタの一部が「小泉政策の尻ぬぐい」に思えることからすると、なんかすっきりしないのですよ。

まぁ子供さんには関係なさそうですね。
パパさんママさんのウケを狙ったんでしょうが、私みたいな受け止めたかをする人もいるんじゃないかなぁと思ったり。

>cantamaさん
私ていどの人間が思いつくくらいですから、他にも思いついた人がいて、もうプロジェクトを立ち上げてたりするかもしれません。

投稿: 2のワンペア | 2009年10月17日 (土) 22時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121830/46502898

この記事へのトラックバック一覧です: ウルトラマン小泉のこととか:

« 裸婦像のある喫茶店 | トップページ | バナナ牛丼のこととか »