頭の痛い問題を抱えてて、その期日が迫ってきてるもんだから、ブログの更新をする気にもなれない日が続いていた。
けど、とりあえず書いてみる。
Illustratorで作られた文書は、PC上で開いたときは何も変なところがないように見えても、出力機に送ると問題が発生する場合がある。
ひとつは
「出力機が『インタプリタ処理エラー』というメッセージを出したまま止まってしまう」
というパターン。
なにかこう、ファイルの内部でデータがこんがらかるというか、ややこしいことになっていて処理を妨げている、みたいなイメージで捉えてるんだけど、よくわからない。
この場合、文書の一部を削除してテスト出力してみる、ということを試行錯誤するしかない。
削除しても駄目だったら、元のファイルを引っ張り出し、別の箇所を削除してみる。
それで出力機が受け付けるようになったら、また元のファイルを引っ張り出し、
「さっき削除した部分の、半分」
を削除して試してみる……ということを繰り返していくうち、たった一個の点が原因だったらしい、ということが判ったりする。
が、その点がどういう理由で出力を妨げてたのかは、単なるオペレーターで
「プログラムの中で何が起きているか」
とかは理解不能な私には説明できない。
もうひとつは
「PC画面上に表示されたのとは、異なる出力がされる」
というもの。
文字関係でそれが起こるのが、いわゆる「文字化け」。
これは、出力されたものを念入りにチェックして、お客さんの手に渡るまでに発見するしかない。
今回、それがチェックをすり抜けてお客さんに渡っちゃった。
言い訳がましいかもしんないけど、ちっこいエラーだったのよ。
文章中、スペース(空白)であるべきところが、ちっちゃな記号に化けるっての。
出力を担当したのは私で、当然私自身もチェックした。
その後も何人もの人がチェックしたはずなんだけど、それを全部すり抜けた結果、最終的な責任は私にあるということになってしまった。
普通、こういう問題が起きたときは、始末書とか事故調査報告書とか作成して提出すればいいと思うんだけど。
今回のお客さんは、
「何がどうなって、こういうことが起きたのか」
を説明するため、使用した機材を持参で出頭せよという。
出力機はとうてい持ち運べる大きさのものではないので、その前の段階の機材を持っていくことになる。
MacG4(お客さんが持ち込むファイルの都合で、まだOS9が入っている)と、CRTモニタですよ。
なんかこう、原因究明ってより、懲罰的な意味があるように思えてならないんですけど。
何より頭が痛いのは……
ウチの営業さんが言うには、そのお客さん、ウチでやってるような仕事についてはまったく素人な人なのだそうだ。
その人に対し、これまた
「プログラム内部で何が起きているか」
に関しては素人で、何か問題が起きるたび手探りで対策をとるしかない私が
「なにがどうして、こうなったか」
を説明しなくちゃならないこと。
ウチの社屋に同居することになったデザイナーさんにも話を聞いてみたところ
「ひとつの文の中に、和文フォントと欧文フォントを混在させると、そういうエラーが発生しやすい」
という体験談を教えてくれた。
たしかに今回問題が発生した文書も、ほとんど新ゴ(ゴシック体の和文フォントの一種)で出来てるのに、その文字化けしたスペースだけヘルベチカ(欧文フォント)で出来てるってものだった。
だが、同じ条件の文書を出力しても、文字化けが起きない場合もある。
なんかこう、その文書だけ、加工と保存を繰り返すうちデータ内部的にややこしいこと起きた……としか思えないんだけど。
それをどう説明すればわかってもらえるか、悩む。
またウチの営業さんが技術的なことは皆目理解できないまま
「とにかく現場の人間をお客のところに連れて行けば、なんとかなる」
としか考えてないフシがあるのも情けない。
あとはもう、お客さん(実際に会うのは初めて)が穏やかな性格の人であることを祈るしかない。
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